対談形式でお届けする、こちらMEETS JOURNAL。
隠れモノ知りとして、ニッチな層から絶大な支持を受けるオーナー寺田に、
我々スタッフが色んなコト・モノを聞いてみよう!というざっくりとしたコーナーです。
第6回目となる今回のお題は、
~MEETS JOURNAL-テラダに聞く!! 古着と新品~
でございます。
ご存じの方が大多数かと思いますが、MEETSには姉妹店ichieがございます。
本日は、MEETS、ichieを立ち上げたオーナー寺田に加えて、
ichie店長の西をスペシャルゲストとしてお招きしております。
"古着と新品"についてのアレコレを聞いてみました。
聞き手は、キノシタでございます。
重苦しい感じではなく、軽い感じでテラダ、ニシと対談しております。
いつもながら、暇つぶしの読物として微笑ましく見ていただければ幸いでございます。
それでは、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
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キノシタ(以下、キ)テラダさん、ニシさん、今日はよろしくお願いします!
テラダ(以下、テ)今日は、ニシも呼んでいつものミーツジャーナルと違った感じでイイね。
今日のテーマは、"古着と新品"ということで。
キ早速ですが、ichie をよく知らないという方もいらっしゃるかもしれないので、
ichie について、テラダさんとニシさんの方から紹介をお願いしてもイイですか?
ニシ(以下、二)アイテム的には、アメリカで買い付けたベーシックな古着を中心に扱っています。
基本的にはメンズが主になるんですが、レディースのアイテムもありますね。
あとは、、、ヨーロッパのミリタリーとかワークのアイテムも取り扱ってます。
キヴィンテージもありながら、レギュラーモノは比較的多めな感じですか?
テそうだね。
まぁ、基本的には常に飽きることのないベーシックなレギュラーモノと、古着として外せないヴィンテージ。
あとは、組み合わせの提案としては、ベーシックなアイテムを着こなしで遊ぶといったところかな。
キざっくり ichie についてご理解いただけたところで、お2人が古着とどう付き合ってきたかをお伺いします。
いきなり核心的なところになりそうですが、、、。
テ俺は、初めて古着を買ったのが中3の頃。
お洒落に興味に興味を持ちだした中学生のころから古着と新品っていうのは同時に買ってたけん、
古着だから新品だからってことはなかったかな。
最初から古着と新品っていうのは、一緒に楽しんでいたよね。
ニシはどう?
ニ自分も洋服を好きになったきっかけは、古着が入り口だったんですよね。
そこから、一歩進んでファッションを好きになったのがMEETSとの出会いですね。
今まで着ていた古着のなかに新品を混ぜて着るようになって。
思えば、自分も古着と新品を明確に区別したことは無いですね。
テシューセイはどう?
キ自分は、洋服を好きなったきっかけはMEETSに出会ってからなので、
古着も買うようになったのは少し後になってからですね。
ただ、テラダさん、ニシさんはじめみんな新品・古着混ぜ混ぜのスタイルだったので、
見よう見まねで、そこに抵抗は全くなかったですね。
テMEETS にしても ichie にしても根底にあるテーマというか、
古着だろうが新品だろうが、基本的に見る目は一緒というのはあるよね。
古着って、あくまで洋服のジャンルのひとつなワケで。
スポーツ、ミリタリー、ドレスと、色々なジャンルがあるなかでのひとつであって、
古着を新品とかと合わせるのも普通というか。
キ自分も MEETS に立ってて古着がスタイリングに無いことの方が稀ですし。
テ今日も意図して着てきたワケではないだろうけど、
俺は古着のブルックスのシャツ着てるし、ニシはグレイの新品のコート着てるし、
シューセイはリーバイスのヴィンテージのジーンズ穿いてるしね。
キ古着は、間違いなくスタイリングに必要なモノですよね。
テ間違いないね。
やっぱり、古着を合わせるとなんかこなれ感があるというか。
スタイリングの雰囲気がよくなる気が勝手にしてるかな。
ニ元々、古着が持ってるアジがあるので、そこが雰囲気につながりますよね。
スタイリングに深みが増すというか、、、。
テデッドストックみたいなまっさらな古着もイイんだけど、
そういった意味では、ボロッボロのヤツも惹かれてしまうんだよなぁ。
思うんだけど、古着ってやっぱりシルエットがダサいじゃない?(笑)
物凄くモサいたい。(笑)
ニ新品と比べるとしょうがないですよね。(笑)
それが洗練されたのが新品ですので。
テ古着ってそういうモノだから、新品と組み合わせることでうまく中和される気がするんだよ。
着こなし的にはヴィンテージに新品合わせるのが好きだね。
ありきたりかもしれんけど、古い軍モノのジャケットにサイのトラウザーとかね。
テヴィンテージ以外にも、この古着の何ちゃないスラックスなんか ichie に欠かせないアイテムだよね。
新品のどれに合わせてもいいようなヤツだよね。
コレに例えば、メイアスのピンクのロンT合わせとかシンプルだけどイイよね。
テしかも、古着って着こなす喜びがあるっていう気がするつたいね。
別にコレとコレを合わせれば絶対カッコいいっていう答えがあるワケではないじゃない、古着って。
漫然と着てたらタダの古い服だし。
頭を使ってセンスを使って着こなしてはじめて、古着ってホントの意味で輝くんじゃないかって思うんだよね。
勿論、新品、古着を組み合わせながらね。
どんなにレアなヴィンテージでも着こなしがなければダサいと思うんだよ。
ニどんなに貴重なヴィンテージでも着こなしがダサかったら"すげぇの着てる"とは言われるかもしれないけど、
"カッコいい"とは絶対言われないですもんね。
キ着こなしっていうのは、MEETS、ichie 共に根底に流れているモノですよね。
テそういう意味でも新品と古着に垣根はないよね。
同じく、MEETS と ichie の間にも垣根はないと。
しかも、ichie にあるモノは、無意識的に新品に合わせられるモノでもあるって思うんだよね。
ニ意識的にそうなっている部分もありますし、無意識的にそうなっている部分もありますね。
バイイングに対してそういう ichie ならではのフィルターもありますし、
年代もバラバラ、程度も問わずといった感じで、、、。
キ例えば MEETS にいらっしゃったお客さんに対してのスタイリングの提案にしても、
"コレには古着のアレ合わせるといいよね~"の"古着のアレ"が実際に ichie にあったりだとか。
テお互いの店にとってお互いに無くてはならないというか、お互いのスタイリングを補完し合える関係だよね。
そういう環境だからこそ、お客さんにより自由な選択肢を提供することができるかなって。
我々もこうして新品、古着混ぜ混ぜで着ているワケだけん、お客さんに対しても説得力があるよね。
例えば古着屋のニシに、"何でグレイの羽織着てんだよ。それ新品じゃねぇか。"って言ってしまったら、
ファッションとして、全然面白くないもんね。(笑)
キ僕らが自分たちで言うのもなんですが、、、
MEETS と ichie が姉妹店としてあるのってすごくイイ環境だなって。(笑)
テそうだね。
MEETS っていうモノをカタチ作る為には古着、ひいては ichie っていう存在は無くてはならないということかな。
新品と古着ってかけ離れた別のモノではなくて地続きになっているモノとしてね。
簡単に言うと、古着って難しくないんです。
勿論、難しく考えることもできるけど、そうしなくても古着は充分楽しめると。
ニそうですね。
実際に難しいという風に言う方は多いんですけど、古着も気軽に手に取って欲しいですね。
着てみるとすんなりイケちゃうモノも沢山あるので。
テヴィンテージ含め古着自体にハードルがあるってことだよね。
ニ世の中には古着を語りすぎちゃってる雰囲気がありますもんね、、、
テそうそう!!!
蘊蓄を語りすぎちゃって、古着はこうあるべきっていう古着業界の雰囲気そのものが、、、
キテラダさん、ニシさん!!!
これ以上は自主規制させていただきます。(笑)
絶対長くなっちゃいますし、強制的にシメに向かいたいと思います。(笑)
テそうだね。(笑)
とにかく、古着は実はシンプルで難しく考える必要はないってこと。
そして、気負いなく、古着と新品の組み合わせを楽しんでほしいなぁと。
MEETS、ichie 共にその楽しみ方が出来るアイテムを揃えている自負があるけん。
それは、我々スタッフ含めてね。
キ / ニ精進します!!
キテラダさん、ニシさん、今日は有難うございました!
さっきの話の続きは、自粛が明けたら呑みながらでも。(笑)
テ早く呑み行けるようにならんかね~、、、。
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いかがでしたでしょうか?
第6回目、MEETS JOURNAL-テラダに聞く!!〇〇-。
今後も不定期にアップしていきますので、乞うご期待くださいませ。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
それでは。
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- 2021/09/23(木) 17:53:14|
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